2015年11月16日月曜日

コウノドリ

ドラマのコウノドリをみて号泣しています。 

前にも書きましたが、400gで産まれた子の話は息子の事を思い出し懐かしくもあり、あの苦しさと、そして産まれた時の小さくてもちゃんと人間で綺麗で、どことなく夫婦二人に似ていて、嬉しかった事、そんな思いを振り返りました。 

私が悲しいお産をした後、職場の女性の何人かが、「私も流産したことがある」と告白してくれました。「妻がなんども経験した」と子供のいない上司もメールをくれました。

その時、世の中の悲しみは気づこうとしなければ気がつかない事と、すぐ傍に沢山ある事を知りました。 

今は幸せそうに赤ちゃん抱いている人だって、もしかしたら辛い想いをしてきた人なのかもしれない。

 悲しみは優しさを作ります。

 悲しみはなるべく外には出さないから解りづらいです。 

でも想像することはできます。 人の痛みや、悲しみや、不条理や、無力さや そういったものが沢山世の中にはあることを、息子は教えてくれました。 

お産は本当に奇跡としかいいようのない事で、一人一人に武勇伝があり、感動があります。 小さな小さな身体で世の中の悲しみと優しさを息子は教えてくれたのかもしれません。

 マンガも買ってしまいました。 これが男性誌に連載されているのはとても良い事だと思います。 旦那さんも、息子の事はとてつもない経験だったらしく、世の中の悲しみに触れて 解った事がたくさんあると言っていました。

追記:マンガ良いです! 辛くて泣くシーンも多いけど、きっと妊婦も妊婦のパートナーも妊婦の周りの人も、職場の人も、パートナー側の周りの人も職場の人も本当は全員知っておかなければならない知識や人々の感情が、とってもナチュラルに描かれています。すごいマンガです。相当にいろいろ取材していると思います。しかもきっといろんなエピソードでの登場人物の感情が本当にリアルで、気持ちを汲み取っていると感じました。
 本当に妊婦さんに対してだけでなく沢山の人に対して優しい気持ちになるマンガです。


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