2015年9月20日日曜日

誕生死した息子の事1

少しずつ 早産で亡くなった息子の事も。

頸管長がもう殆ど無くなって・・・切迫流産で入院したとき、ベッドの中から必死に検索をしてぼんやり解ってきたことは、
お腹の中で心音が聞こえなくなると死産になる。。。。でした。
(※以下、死産された方には不快でエゴ丸出しのコメントになるかもしれません。ごめんなさい。)

担当の先生に質問しました。

「何分生きていたら新生児死亡になるんですか?」

産まれてから亡くなったということになったら、出生届を出して、その後死亡届けをだします。

 正直申し上げると、私のエゴ、親のエゴです。でも、長くは生きていられなくても名前をつけて、夫婦二人の子供として出生届を出したかった。
(やはり、こう書くと、親のエゴに思えます。でも正直な気持ちでした)

出血があり、破水し、

 そこから1日半出産には掛かりました。心音確認の時は毎回ひやひやしていました。分娩室に入ってから最後の心音を聞いた時
看護婦さんに「心音あるよね!」と叫んでしまいました。

 エゴだったかもしれません。いえ、本当にエゴです。。。。傲慢なエゴでした。

それでも「生きて産まれてほしかった」

そんな私のわがままな想いに息子は懸命に応えたのかと思うと、本当は辛い想いをさせたのではないかと後悔します。

 必死で心音を打ちながら産まれてきました。でも長くは持ちませんでした。肺ができていない状態でした。

 少しバタバタしている様子が見えました。

看護婦さんに「生きてる?」って聞いたら

看護婦さんは厳しい、凛々しい顔をしながらも何も言わずに首を縦に振ってくれました。

今でもその凛々しい看護婦さんの顔が忘れられません。

 「会いに来てくれてありがとう」私は息子にそう語りかけるのが精一杯でした。

名前をつけて、出生届をだし、同時に死亡届をだしました。
役所のお姉さんも気を配って下さり、「母子手帳に出生の記録書きますよ」と言って下さいました。ありがたかった。

 みなさんに感謝しました。

そして息子にありがとうとお礼を言いたい。

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